用語解説
PHPとは
2021年8月17日
プログラミング言語であるPHPについて、わかりやすく解説します。
Webサイト制作に欠かせないPHP
PHPとは、「Hypertext Preprocessor(ハイパーテキストプリプロセッサー)」を略したもので、オープンソース(ソースコードを商用、非商用の目的を問わず利用、修正、頒布することが許されていること)の汎用プログラミング言語です。開発から年月をかけて、今のようなWeb開発に特化したプログラミング言語に進化してきました。
PHPは、今やWebサイトやWebアプリを作る際にはかかせない言語なため、Web系のエンジニアには必須の言語です。数多くあるプログラミング言語の中では文法が比較的わかりやすいため、PHPから学習する人も多いです。
PHPの特徴
HTMLは誰が見てもいつも同じ状態で静的なWebページを表示するのに対し、PHPはユーザの閲覧するタイミングなどによって表示される内容が変わる、動的なWebページを生成するのが特徴です。
PHPはHTMLと組み合わせることで、掲示板や問い合わせフォーム、ショッピングカートなどのさまざまな機能を持ったWebサイトを作ることができます。また、MySQLなどのデータベースとの連携も得意な言語で、WordPressをはじめ多くのWebアプリケーションの開発に使われています。そのため、凝ったWebサイトやブラウザ上で動作するWebアプリケーション、WordPressのカスタマイズをしたい人にはおすすめの言語です。HTMLに直接埋め込むことができる、一括コンパイルが不要、サーバー側で処理が実行されるなどの特徴もあります。