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【2024年最新】Instagramで予約投稿する方法は?スマホ・PCから簡単に投稿できるやり方を解説
2024年3月10日
Instagramは現在3,300万人の国内ユーザーを保有しており、10・20代を中心にさまざまな年代の方が利用しているSNSです。
写真や動画など視覚的なコンテンツに特化していることが特徴で、ブランドの世界観やストーリーのほか、エンターテインメント要素を伝えるコンテンツが盛んに投稿されています。
ビジネス利用であれば、PR観点でのアカウント運用などが良く知られ、キャンペーン・イベント情報等の発信などでも活用されています。そのときに活躍する機能が「予約投稿機能」です。
本記事では、Instagramの予約投稿機能について具体的なやり方やメリットを解説します。
目次
Instagramで予約投稿をする3つのメリット
Instagramで予約投稿をするメリットは大きく3つ存在します。
1.投稿のストックができる
予約投稿を利用することで、投稿のストックが可能です。
ビジネス目的でInstagramを利用する場合には、あらかじめ企画立案のちに投稿内容を作成し、関係各所にクリエイティブやキャプションの内容チェックを依頼するなどの事前準備が必要なことが多くあります。
この場合、投稿内容が校了すれば、予約投稿機能を用いて指定日時に投稿することが可能です。また、複数の文面の事前チェック&校了を行い、予約投稿を利用することで、投稿をストックしながら運用できます。
2.毎日同じ時間に投稿が可能
予約投稿機をおこなうと、投稿日時にリアルタイム操作が不要になるため、毎日同じ時間に投稿ができます。
また通常、企業アカウントの運用時間範囲は平日ビジネスタイムであることが多いと考えられますが、ターゲットによっては、アクティブタイムが土・日・祝日や、平日ビジネスタイム外にあたることがあります。
予約投稿機能を活用することで、企業アカウントの運用時間範囲外である土・日・祝日や、平日ビジネスタイム外でも投稿を行えることは大きなメリットです。
3.スマホだけでなくPCからも投稿できる
スマホだけでなく、PCからでも予約投稿が利用できる点もメリットのひとつです。パソコンから操作することでスマートフォンでの操作が不要になり、作業効率化につながります。
また予約投稿機能を利用することで、投稿前に、投稿内容の最終チェックを行えることは、炎上リスク回避などを目的とした見直し面からも有効といえるでしょう。
Instagramで予約投稿ができる方法3つ
Instagramでは、公式アプリをはじめ予約投稿機能を利用できる方法が3つあります。
- Instagram公式アプリ
- 公式ツール
- 外部ツール
1.Instagram公式アプリ
Instagramの公式アプリから、最大28日後までフィード投稿の予約を行うことができます。ただしストーリーズの予約投稿は行えません。
またアカウント種別は「プロアカウント」である必要があります。くわしい手順は後述します。
2.公式ツール
画像引用:Meta Business Suite
Instagram運営元のMeta社が提供する「Meta Business Suite」(旧クリエイタースタジオ)を利用することで予約投稿機能が利用できます。
「Meta Business Suite」はFacebook、Instagram、Messengerの各アカウントのビジネスのインサイトやアクティビティを管理・トラッキングできる無料のツールです。複数のアカウントをツール上で一元管理でき、つ1つのアカウントをアプリで開くことなく管理画面上から予約投稿を設定することができます。
ビジネス目的でいくつかのアカウントを保有している場合などに便利です。くわしい手順は後述します。
3.外部ツール
Instagramの予約投稿は、公式以外の外部ツールでも行えます。ただし月額利用料などが発生するケースがほとんどです。
外部ツールは予約投稿だけでなく、アカウントの管理やインサイト分析などInstagramアカウントを育成するうえで有効な機能が多く搭載されています。ツールによっては公式では提供していない機能も利用することも可能です。
【公式アプリ】スマホから予約投稿をするやり方と手順
Instagramの公式アプリを使用して、スマホから予約投稿するやり方を解説します。
▼公式アプリでの予約投稿手順
- プロアカウント「ビジネス」に設定
- フィード投稿(またはリール)を作成
- 「新規作成」画面から投稿日時を指定
1.プロアカウント「ビジネス」に設定
Instagram公式のアプリで予約投稿機能を使用するには、プロアカウントに切り替えを行う必要があります。アカウントを新規作成したらプロアカウントの「ビジネス」に設定を変更しましょう。
▼プロアカウント「ビジネス」への変更手順
1.「設定とプライバシー」を選択
ホーム画面のハンバーガーメニュー(3本線の「三」)から「設定とプライバシー」を選択
2.「アカウントの種類とツール」を選択
「設定とプライバシー」画面内にある「アカウントの種類とツール」を選択
3.「プロアカウントに切り替える」を選択
4.カテゴリ設定後、切り替え完了
登録カテゴリーや情報を入力するなどして、アカウントの設定を完了させます。
2.フィード投稿(またはリール)を作成
プロアカウント「ビジネス」への切り替えが完了したら、投稿を作成します。
通常通り、ホーム画面の「+」ボタンから新規投稿を選択し、投稿に使用するメディアを選択します。フィルターなどを選択し、「新規投稿」画面まで進み、キャプション作成やタグ付けなどを行いましょう。
3.「新規作成」画面から投稿日時を指定
「新規投稿」画面の最下部にある「詳細設定」をタップし、「詳細設定」画面にうつってください。
「詳細設定」画面の最上部にある「コンテンツの日時指定」をオンにすると、「投稿を日時指定」できるようになります。任意の日時を設定し、「新規投稿」画面に戻ります。
投稿を日時指定できると「新規投稿」画面最下部に「日時指定」の青いボタンが出現するので、タップすると予約投稿が完了します。
【公式ツール】PCから予約投稿をするやり方と手順
PCから予約投稿をするためには、公式ツール「Meta Business Suite」を利用する必要があります。
「Meta Business Suite」からはフィード投稿、リール投稿だけではなく、ストーリーズの予約投稿も可能です。
- Meta Business Suiteにログイン
- フィード投稿(またはリール)を作成
- 「投稿を作成」画面で投稿日時を指定
1.Meta Business Suiteにログイン
「Meta Business Suite」にログインし、右サイドのメニュー「コンテンツ」をクリックします。
2.フィード投稿(またはリール)を作成
「コンテンツ」画面右上の「投稿を作成」(またはリール動画を作成)をクリックします。
「投稿を作成」画面で投稿素材のアップロードやキャプション作成などを行ってください。
3.「投稿を作成」画面で投稿日時を指定
「投稿を作成」画面の「スケジュールオプション」で「日時を指定」をクリックします。日程と時間のテキストエリア内をクリックするとカレンダーや時刻が出現するので、指定日時を記入します。日時は最大28日後まで設定可能です。
投稿内容と日時指定が完了したら、画面下部「日時を指定」ボタンをタップすると予約投稿が完了します。
ストーリーズの予約投稿
ストーリーズの予約投稿を行うには、「Meta Business Suite」にログインし、右サイドのメニュー「コンテンツ」をクリックします。
「コンテンツ」画面右上の「投稿を作成」の右横にある「▼」をクリックし、「ストーリーズを作成」をクリックします。「新規作成」画面で投稿素材をアップロードし、テキストやスタンプなどで編集します。
編集が終了したら、「ストーリーズをシェア」の右横にある「▼」をクリックし、「ストーリーズの日時を指定」をクリックします。
「ストーリーズの日時を指定」画面で指定日時を設定し「保存」すると予約投稿が完了します。
なおアカウントによっては、「ストーリーズの日時を指定」画面でフォロワーのアクティブタイムを提案してくれることがあります。
Instagramの公式アプリとツールの違いは?使い分けの基準
Instagramでは、公式アプリとツールどちらでも予約投稿が利用できます。どのようにアプリとツールを使い分けるといいのでしょうか。
公式アプリの特徴
Instagram公式アプリの特徴は2点あります。公式アプリはスマートフォンから操作することができ、フィード投稿とリール投稿の日時予約ができます。
- スマートフォンから予約投稿が可能
- ストーリーズの予約投稿ができない
公式ツールの特徴
公式ツール「Meta Business Suite」の特徴は4点あります。パソコンからの操作が基本となりますが、フィード投稿とリール投稿だけではなく、ストーリーズの日時予約が可能です。
そのほか投稿のA/Bテストを行えたり、フォロワーのアクティブタイム提案があったり、投稿パフォーマンスを比較できたりと、様々な機能を無料で利用できます。またFacebookやMessengerなどのアカウントも一括で管理できるため、複数のアカウントを運用している場合には業務効率化も期待できます。
- パソコンから予約投稿可能
- ストーリーズの予約投稿が可能
- FacebookやMessengerなどのアカウントも一括で管理できる
- 様々なビジネス機能がある
Instagramで予約投稿の注意点
1.プロアカウント設定が必要
公式アプリから予約投稿機能を利用する場合には、プロアカウントの「ビジネス」にアカウント設定を切り替える必要があります。
切り替えを行わないと予約投稿ができず、新規投稿画面の「詳細設定」で「この投稿の日時を指定」という選択肢が出てきません。切り替え手順については本記事の「【公式アプリ】スマホから予約投稿をするやり方と手順」をご参考ください。
▼アカウント種別について
アカウントの種類には、開設当初にデフォルトで設定されている「個人」のほか、無料で切り替えが可能な「プロアカウント」があり、プロアカウントには「ビジネス」「クリエイター」の2種類が存在します。
プロアカウントはインサイト(分析機能)が使えるほか、メールアドレス、電話番号、住所などが表示できたり、Instagram広告の出稿が可能になるなど、ビジネス利用に向いた機能を多く備えます。
プロアカウントのうち「ビジネス」は企業アカウントで多く用いられ、「クリエイター」は著名人・公人などの登録に用いられています。「ビジネス」のほうが運用機能の幅が広いため、ビジネス目的での利用の場合は「ビジネス」への切り替えを検討することをおすすめします。
2.投稿間隔を一定に保つ
Instagramアルゴリズムでは、定期的に投稿を行っていることがアカウントの評価対象になっています。
予約投稿を利用する際には投稿の間隔を一定に保ち、アルゴリズムに評価されることを念頭におきましょう。
一定の投稿間隔を保つことで、フォロワーも新しい投稿を予想でき、ユーザーエンゲージメントも安定しやすくなります。
3.フォロワーがアクティブな時間に投稿する
Instagramで予約投稿する場合には、フォロワーがアクティブな時間に投稿しましょう。
フォロワーがアクティブな時間に投稿することで、投稿がフォロワーのタイムラインにリアルタイムに表示され、いいねやコメントがより多く集まります。
またInstagramアルゴリズムは、ユーザーが最もアクティブな時間によくアクセスするアカウントの投稿を優先的に表示する特性があります。ユーザーが活動的な時間帯に投稿することで、アルゴリズムによる露出が向上する可能性が高まります。
まとめ
ビジネスとしてアカウントを運営していく場合には予約投稿機能の活用が欠かせません。X(旧Twitter)やFacebookなどと同様にInstagramでも公式アプリやツールを利用することで、予約投稿機能を利用することが出きます。
しかし利用には別途設定が必要など注意点がいくつかあります。そのほか、企業アカウントの投稿には個別のルール設定が必要なケースも多々あります。弊社では、企業のInstagramアカウント開設・運用・投稿制作を支援させていただいておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。
なおそのほかのSNSの予約投稿については以下もご覧ください。
「【2024年最新】X(旧Twitter)で予約投稿する方法や手順は?おすすめのアプリやツールも紹介」