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TikTok運用のカギはトレンドハッシュタグの活用にあり!選び方・つけ方を解説
2023年11月17日
TikTokでは「TikTok上半期トレンド大賞2023」などの形で、流行したハッシュタグや話題などを定期的にまとめています。
トレンドとなったハッシュタグやコンテンツは、急速に拡散される性質を持ち、投稿を「バズらせる」1つの要因にもなります。
本記事では、TikTokのトレンドとなっているハッシュタグの選び方やつけ方を解説します。ハッシュタグの選び方や、投稿をバズらせてアカウントを伸ばしたい方はぜひご覧ください。
目次
TikTokのハッシュタグとは?
TikTokのハッシュタグとは「#(シャープ)」をつけた単語や言葉のことを指します。特定のルールは存在せず、投稿する動画のキャプション内に羅列されます。
最新では「#うちゅくしい」「#BBBチャレンジ」などが、ハッシュタグのトレンドとしてノミネートされていました。
参考:【TikTok上半期トレンド2023】
TikTokでは投稿の分類や検索にハッシュタグを利用しているため、同じハッシュタグをつけた動画がまとめて表示されます。
また、自分の投稿と関連したハッシュタグをつけると、投稿内容を瞬時に伝えることが可能です。閲覧数の増加・自分の属性を伝えるといった面で、ハッシュタグは極めて有用な手段となっています。
TikTokでのハッシュタグのつけ方
TikTokのハッシュタグは下記の手順で投稿につけていきます。
- TikTokを開き「+」ボタンをタップ
- 右下の「アップロード」から動画や写真を選択
- 動画や写真を編集し「次へ」をタップ
- 「#ハッシュタグ」をタップ
- 任意のキーワードを入力し選択
- 入力を確認し「投稿」をタップ
キーワードを入力すると関連するハッシュタグが視聴回数とともに表示されますので、その中から自分の投稿に関連のある最適なハッシュタグを探しましょう。
投稿が完了できたら、念の為ハッシュタグが正しく反映されているか確認しておくことをおすすめします。
TikTokでトレンドのハッシュタグを調べるには?
TikTokでトレンドのハッシュタグは、下記の手順で調べましょう。
- TikTokを開き右上の「検索アイコン」をタップ
- キーワードを検索バーに入力して検索
- 画面上部のバーをスライドし「ハッシュタグ」をタップ
- 視聴回数とともに関連のハッシュタグが表示される
このように、TikTokアプリから簡単に調べることが可能です。
投稿しようと思っているジャンルのキーワードを入力すると、それに関連するハッシュタグを検索できます。
またもう一つの方法として、人気動画のキャプションからハッシュタグを調べることも可能です。
キーワードを検索すると、関連ハッシュタグがついている人気の動画が「注目」タブに表示されますので、いくつかキャプションを確認してハッシュタグを調べてみるとよいでしょう。
ただし、キャプションから探す場合にはハッシュタグごとの視聴回数がわからないため、回数を知りたい場合には先に紹介した方法がおすすめです。
TikTokでハッシュタグをつけて投稿するメリット
TikTokでハッシュタグをつけて投稿するメリットは3つあります。
これらのメリットを知り、効果を最大限活かせるようになりましょう。
ターゲット層のおすすめ欄に表示されやすくなる
TikTokのアルゴリズムは視聴履歴やいいねなど、アクションに応じてユーザーごとにおすすめ欄に表示する内容を変えています。
そのため、投稿ジャンルに沿ってハッシュタグをつけることで、そのジャンルに興味のあるユーザーのおすすめ欄に表示される可能性が高まります。
「投稿ジャンルに興味がある層=ターゲット層」なので、ハッシュタグをつけるとターゲット層にリーチしやすくなるというメリットがあるのです。
オリジナルハッシュタグで認知度を高めることができる
オリジナルハッシュタグとは、自分で作った唯一のハッシュタグを指します。
誰も使っていないハッシュタグのため、もちろん投稿数が0からのスタートになります。
最初から大きな効果を見込むことは難しいですが、継続してオリジナルハッシュタグを利用すると認知度の向上が期待できます。
たとえば、自社のブランド名や店舗名はオリジナルハッシュタグに利用できるでしょう。
浸透するまでに時間がかかる反面、他のハッシュタグと差別化して認知度を高められる点は大きなメリットです。
ハッシュタグ検索で自分の投稿が表示されやすくなる
ハッシュタグをつけていることで、ハッシュタグを検索したユーザーに自分の投稿が表示されやすくなるメリットがあります。
ハッシュタグ検索を行うと、そのハッシュタグをつけた投稿が一覧で表示されます。
たとえば「#バズり方」というハッシュタグをつけていれば、TikTokでバズりたいと考えているユーザーが検索した際に表示されやすくなります。
投稿を多くの人に見てもらうためにも、ハッシュタグは積極的に利用していきましょう。
TikTokでバズるハッシュタグの選び方
TikTokではトレンドがとても重要です。トレンドのハッシュタグを選ぶことで投稿をバズらせやすくなりますので、さきほど紹介した「トレンドのハッシュタグを調べる方法」をぜひご活用ください。
そしてさらに効果を高めるために、下記3つの方法も実践していただければと思います。
- 投稿動画に関連したハッシュタグを選ぶ
- 3種類のハッシュタグをバランス良く選ぶ
- 人気のハッシュタグを付ける
何も考えずにハッシュタグをつけるのではなく、トレンドを意識してバズる可能性が高いハッシュタグを選ぶことが大切です。
投稿動画に関連したハッシュタグを選ぶ
トレンドのハッシュタグをつけると、投稿の閲覧数を通常の投稿よりも増加させることが可能です。
しかし、投稿動画とまったく関連のないハッシュタグをつけてしまうと、動画を最後まで視聴してもらえない可能性が高まります。
そのためトレンドを意識しつつも、必ず投稿動画に関連したハッシュタグを選ぶようにしましょう。
TikTokでは視聴回数も大切ですが、視聴完了率や平均視聴時間なども大切です。
視聴完了率や平均視聴時間が長い動画は、継続しておすすめ欄に表示される可能性が高く、アルゴリズムによってより多くのユーザーに拡散されていきます。
ハッシュタグで稼げる視聴回数は、拡散によって獲得できる視聴回数に比べると微々たる数字のため、視聴完了率などを上げていくことに注力するべきです。
すぐにユーザーの離脱を招いてしまうような関係のないハッシュタグではなく、投稿に関連したハッシュタグを選びましょう。
3種類のハッシュタグをバランス良く選ぶ
ハッシュタグは検索ボリュームによって大きく3種類に分けることができ、それぞれに特徴があります。
ハッシュタグの種類 | 上位表示 | 検索ボリューム |
ビッグタグ(ビッグキーワード) | 難しい | 大きい |
ミドルタグ(ミドルキーワード) | 普通 | 普通 |
スモールタグ(スモールキーワード) | 易しい | 小さい |
「検索ボリュームが大きい=視聴回数の増加」が期待できるため、ビッグタグばかりをつけてしまう方がいますが注意が必要です。
なぜならビッグタグは、検索ボリュームが大きい分競合が多く、上位表示が非常に難しいのです。
視聴回数を稼ぐためビッグタグばかりをつけた結果、まったく上位表示されず視聴回数が伸びないことは珍しくありません。
そのため、3種類のタグをバランスよく選び、どこかのタグで上位表示を狙っていくことがおすすめです。
たとえば、スモールタグで上位表示を獲得するとアルゴリズムに好影響が与えられ、ミドル・ビッグタグでも上位表示される可能性が高まります。
特にアカウントの初期段階においては、スモールタグを利用して少しずつ再生回数を伸ばしていくことが望ましいでしょう。
人気のハッシュタグを付ける
TikTokにはその時その時のトレンドとは別に、たとえば「#vlog」「#fyp」「#歌ってみた」など長期間人気のあるハッシュタグも存在します。
これらのハッシュタグは検索数も多いため、より多くのユーザーに自分の投稿を見てもらえる可能性が高まります。
ただし人気のハッシュタグは、前述の「ビッグタグ」に該当するため使い方には注意が必要です。
他の投稿に埋もれないよう、「人気あるハッシュタグも組み合わせて使う」といった考え方が大切でしょう。
TikTokのハッシュタグのつけ方で注意すべきこと
TikTokでハッシュタグをつける際には、4つの点に注意が必要です。
これらの注意点を理解し、適切にハッシュタグを利用できるようになりましょう。
動画投稿後はハッシュタグの変更ができない
TikTokでは動画の投稿後にハッシュタグを変更することはできず、投稿後にハッシュタグを変更したい場合には、動画を削除するしかありません。
再投稿の手間がかかる上、削除前についていた視聴数やコメントもなくなってしまいます。
一回で満足のいく投稿ができるように、投稿文やハッシュタグのチェックは慎重に行うことが大切です。
ハッシュタグをつけ過ぎない
ハッシュタグは、つけた数に応じて効果が高まっていくものではありません。
人気のタグを大量につけたからといって視聴回数が比例して伸びていくわけではなく、かえって視聴者に不快感を与えてしまう可能性が高いです。
TikTokでは最大で150文字のテキストを入力できるため、150字以内であればハッシュタグの個数に制限はありません。
ですが、ユーザーに不快感を与える可能性が高いため、3〜5個程度がおすすめといわれています。
抽象的なハッシュタグは避ける
ハッシュタグをつける際、抽象的な言葉を用いるのは避けましょう。
抽象度の高いハッシュタグは、ビッグタグに多く存在すると言われています。
ビッグタグは抽象度が高く広い意味を持つため、自分のターゲット層と異なるユーザーにもリーチする可能性が高まります。
たとえば同じビッグタグでも、「#東京」ではなく、「#渋谷」や「#新宿」など、自身が意図するターゲットに近いハッシュタグを利用することがおすすめです。
訴求ターゲットを定めた投稿を心がける
前章と重なる部分でもありますが、訴求したいターゲットを定めて投稿しましょう。
「このターゲット層に訴求したい」、だから「こんな投稿を作成しよう」という考えで投稿を作成していけば、必然的にハッシュタグも決めやすくなるはずです。
まとめ
ここまでTikTokでトレンドのハッシュタグの選び方などについて解説してきました。
ハッシュタグを適切に利用することができれば、トレンドに乗れ、より多くのユーザーにリーチできる可能性が高まります。
しかし、注意点も多く、ただ闇雲にハッシュタグをつければいいというわけではありません。
適切な選び方や注意点を理解しハッシュタグを利用することで、より多くのユーザーにリーチでき、アカウントの成長にもつながっていくでしょう。
本記事を参考にTikTokのトレンドハッシュタグへの理解を深め、運用の際にお役立てください。
また、TikTokでの収益化について解説している記事も、ぜひ併せてご覧ください。
参考記事:TikTokは誰でも稼げる?収益化するための仕組みや条件について徹底解説!
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