ノウハウ

Webサイト制作を依頼する際に理解しておきたいポイント5つ

Time 2021年6月14日

 

「新規事業立ち上げで新たにWebサイトを作りたい」「今あるサイトを新たに作り直したい」など、Webサイトの制作を依頼しようと思っても、制作会社が多くて何を基準に選ぶべきか悩みますよね。

 

そこで、

・Webサイト制作を依頼する前に理解しておきたいポイント
・外注先を選ぶ際のポイント

について紹介していきます。

 

 

 Webサイト制作の大まかな流れとフェーズごとの要点

まずは、Webサイト制作の大まかな流れとそれぞれのフェーズで気をつけておくべきことを、改めて整理しておきましょう。

 

サイト設計

具体的なWebサイト制作の目的やターゲットを明確にして、サイト全体の骨組みを設計する作業です。

依頼した企業側と制作会社とでヒアリングの機会を持ち、対話の中で、どのような目的・イメージのサイトにするのかを明確にします。

その上で、ワイヤーフレームと呼ばれるWebサイトの設計書を制作し、どこにどんな画像を表示させるか、どのようなテキストを入れるかなど全体像を作ります。

多くの場合、仕様書を双方で確認しつつ、サイト制作の概要を決定します。

写真素材やサイト内コンテンツを自社で用意することが難しい場合、カメラマンやライターを外注する場合もあります。ここでしっかりと設計をしておくことで、後々の工程デザインをスムーズに進めることができます。

 

 

デザイン

ワイヤーフレームや仕様書、素材を元にデザイナーがWebサイトのデザインをしていきます。その時々のトレンドもありますが、利用者にとって使いやすいユーザーファーストなデザイン、機能性、デザインの統一感などを意識して制作していきます。

最近ではスマートフォンからのアクセスも多く想定されるため、PC・タブレット・スマートフォンなど異なる画面サイズの幅に調整が可能なレスポンシブ対応で のWebサイト制作は必須と言えるでしょう。

 

開発

仕上がったWebデザインを元に、HTMLやCSS、PHPやJavaScriptといったプログラミング言語でサイトにデザインや動きを表示させるためのコーディングを行います。

新規立ち上げの場合、Webサイトの住所とも言えるWebドメインの取得とWebサイトを開設するための場所となるサーバーの契約をして、Webサイトを公開するための環境を用意しておきます。

 

 

テスト

Webサイト公開の準備が整ったら、用意しておいたテスト環境でサイトを公開し、動作確認をします。ここでWebサイト内の情報に誤りが無いか、本番公開前に確認をして微調整を行います。

テスト環境で確認をすることで、誤った情報の公開などを未然に防ぐことができます。

 

リリース

全ての動作確認、テストが完了したらWebサイトを公開リリースします。

元々あるWebサイトを作りなおした場合には、そのままのドメインを使用して差し替えるため、念のために元のデータはバックアップを取っておきます。

 

 

 Webサイト制作を成功させるための注意点

予算をかけてWebサイト制作するのだから失敗はしたくないですよね。スムーズで確実なWebサイト制作のために知っておきたい注意点をご紹介いたします。

 

Webサイトを作成する目的を明確にする

集客、認知向上、問い合わせ窓口の設置などWebサイトを制作する目的を明確にしておきましょう。Webサイトを見に来たユーザーに、どう行動してもらいたいかを考えることで、サイトをより目的に特化したデザインに作り上げることができます。

さらにアクセス数やコンバージョンなど、具体的な数値などの目標数値も設定しておくと良いでしょう。

 

ターゲットを明確にし、課題や改善点を洗い出す

Webサイトを見てもらいたいターゲットは誰なのかを明確にしましょう。

年齢や性別、趣味など具体的なターゲットをイメージすることで、ターゲットは何を求めているのか、どのような情報があれば有効的か考え、改善を重ねて作り上げることができます。

 

無理のない予算組みやスケジューリングを心がける

予算やスケジュールには余裕を持たせておきましょう。予算不足やタイトなスケジュールでは、満足のいくWebサイトの制作が困難になります。

せっかく予算をかけてWebサイトを作るのであれば、より良いWebサイトを制作してもらえるように依頼をしましょう。

 

自社で対応できない素材・コンテンツは外注する

Webサイト制作で必要となる写真素材やテキストコンテンツ。撮影やお客様の声など等のコンテンツ収集などが発生することがありますが、自社で無理に対応するよりもプロに外注するほうが良い場合も。依頼している制作会社に相談してみるとよいでしょう。

 

ただし、外注先に丸投げしない

依頼するからと言って、全て外注先に任せてしまうのは危険です。商品やサービスのことを一番理解しているのは、間違いなくその会社の人です。例えば言葉一つのニュアンスがそぐわないことも。

自社としての意見や意向はしっかりと伝えつつ、制作会社と共に作り上げることを意識しましょう。

 

 

外注先を選ぶポイント

まず、Webサイトの制作会社を選ぶ際には、過去の実績から得意分野をチェックしてみましょう。マーケティングが得意な制作会社、ブランディングが得意な制作会社など、同じWeb制作会社でも得意分野は様々です。サイト制作の目的に合わせて選べるとよいですね。

自社と同業種または類似のWebサイトの制作実績があるか、制作実績のデザインがイメージと合っているかどうかなどをポイントにしましょう。

その他にも、制作後の運用のサポートやメンテナンスなども聞いておくと良いでしょう。マムズラボのように、Webサイト制作だけでなくマーケティング関連の施策まで丸ごと依頼できる会社もあります。

 

 

まとめ

Webサイトの制作は、どんな制作会社に依頼するかで大きく結果が異なります。

企業にとっても決して安くはない予算をかける分、ポイントや注意点を参考にしっかりと依頼する先を見極めておきましょう。

マムズラボについて

マムズラボは、実務経験3年以上を有するプロフェッショナルが集まるクリエイティブ・マーケティングチームです。生活者目線と確かな経験・スキル、そして1,000名以上の圧倒的なリソースで貴社の課題解決を実現します。

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