用語解説
CMS(コンテンツ管理システム)とは
2021年3月4日
WordPressをはじめとするCMS (コンテンツ管理システム)について、わかりやすく解説します。
CMSについて
CMSとは「Contents Management System」の略で、「コンテンツ管理システム」のことです。HTMLやPHPなどのWeb知識がない人でもかんたんにWebサイトの作成や管理、更新ができます。CMSには国内外問わず多くの種類がありますが、世界的に一番有名なCMSといえばWordPressでしょう。WordPressはCMSの中でも世界的なシェアを誇っており、世界中のWebサイトの4分の1以上がWordPressを使用しているといわれています。
CMSのメリット
CMSが普及する以前は、Webサイトを作成するためにはHTMLやCSSなどの専門知識が必要で、さらにはFTPなどのサーバに関する知識も必要でした。初心者が個人でWebサイトを作るにはあまりにも敷居が高く、制作会社や開発会社業者にWebサイト制作を依頼するのも非常に高額な費用がかかるという状況でした。しかし、CMSが普及したことにより、個人でも簡単にWebサイトが作れるようになり、企業のWebサイトなども自社内で更新等が手軽に行えるようになりました。
また、近年ではスマートフォンが普及し、Webサイトをスマートフォンで閲覧する機会も増えました。以前であれば、PC用の表示とは別に携帯やスマートフォン版の編集をしなければなりませんでしたが、スマートフォン対応のCMSを使えば、PC版で変更した情報は自動的にスマートフォン版にも反映されるようになっています。
CMSでは編集権限を振り分けることも可能なので、複数人での編集作業が可能です。プラグインを利用すればSEO対策やSNS連携が簡単にできる点もCMSの魅力です。