用語解説
クラウドソーシングとは
2021年3月24日
目次
クラウドソーシングの仕組み
クラウドソーシングは、「Crowd(群衆)」と、「Sourcing(業務委託)」を組み合わせた造語で、仕事を依頼したい人(発注者)が、仕事を受けたい不特定多数の個人(受注者)に仕事を発注する仕組みを指します。近年では、こうしたクラウドソーシングをオンライン上で実現できるクラウドソーシングサイトが数多く出てきています。
クラウドソーシングの仕組みでは、発注者と受注者の間には必ずしも雇用関係を必要とせず、公募されている仕事のみを、業務委託というかたちで依頼・受注するのが一般的。企業・個人問わず、多くの人に利用されています。
クラウドソーシングを利用するメリット
クラウドソーシングの発注者・受注者、それぞれのメリットを見てみましょう。
発注者のメリット
クラウドソーシングサイトで必要に応じて業務委託先を募集できるため、常に人材を雇用しておく必要がありません。組織のスリム化、人件費削減などにつながります。業務量が増えた場合は、人手不足の解消も容易でしょう。また、外部に仕事を委託することで、自社にないスキル、専門知識を取り入れることも可能です。
受注者のメリット
クラウドソーシングを利用すれば、自分のスキルや興味で仕事を選び、ライフスタイルに合わせて業務量を決められます。副業もしやすいでしょう。また、受注から納品までインターネット上で完結することもできるため、地方に住んでいる人や、介護や育児の合間で仕事をしたい人も、幅広い仕事のチャンスが得られます。
自分にあったクラウドソーシングサイトを選んで
現在、複数のクラウドソーシングサイトが登場しています。サイトによって掲載されている仕事の傾向、報酬などが異なるため、自分にあったサイトを選ぶようにしましょう。上手に活用できれば、発注者も受注者も、多くのメリットが得られるでしょう。