用語解説
WordPressとは
2021年3月10日
ブログやWebサイトを作るソフトウェアとして知名度が高い「WordPress」。この記事では、世界でも圧倒的シェアを誇るWordPressについて解説します。
圧倒的なシェアを誇るCMS「WordPress」
WordPressとは、世界でもっとも多く使われているCMS(コンテンツ管理システム)。ブログやWebサイトを無料で作成できるソフトウェアです。2003年にブログ投稿管理システムとして開発がはじまり、PHPとMySQLを利用して作られています。現在では全世界の4分の1を超えるWebサイトがWordPressで作られているといわれるほど、圧倒的な支持を得ています。
WordPressはシステム自体を無料で使うことができ、豊富なテーマ(デザインテンプレート)によって、難しいプログラミングの知識がなくても見栄えの良いブログやWebサイトを作成することができます。そのため、個人や法人を問わず、多くのユーザーに利用されています。
WordPressの特徴
WordPressでは、「プラグイン」というアプリケーションの機能を拡張するソフトウェアを追加することで、さまざまな機能を利用することが可能です。
- SEO対策機能
- 不正アクセス防止機能
- 問い合わせメールフォーム設置
- スマホ対応機能 など
HTMLとPHPの知識があればカスタマイズも簡単に行うことができますので、手軽さと自由度の高さ、拡張性の高さがWordPressの魅力といえるでしょう。特にPHPは動的なページを作ることができるため、単なるブログとしてだけではなく、ショッピングカートやクレジット決済などの機能をつけて、ECサイトとして運営することも可能です。コーポレートサイト・公式サイトとしてはもちろん、デザイン性が高いため、作品のポートフォリオとして使っているユーザーも多くいます。
また、WordPressは編集権限を振り分けることが可能なため、複数人でWebサイトを管理するのにも向いています。たとえば、ライターに新規記事の投稿権限だけを付与して、原稿をライターが直接CMSに入稿するという場合もあります。
Word Pressのデメリット
自由度が高い反面、まったくのWeb初心者にとっては少し難しく感じるかもしれません。ドメインやサーバーも自分で用意しなければならないため、無料ブログ作成サービスと比較すると手間やコストがかかります。