用語解説
HTMLとは
2021年3月25日
Webページを作成するために不可欠な「HTML」
HTMLとは、「HyperText Markup Language(ハイパーテキストマークアップランゲージ)」の略で、Webページを作成するための言語です。
HTMLはマークアップ言語と呼ばれ、画像やリンクを埋め込む際のハイパーテキストとしての役割や、文章の構造に「タイトル」や「見出し」「段落」「改行」などの目印をつける役割、フォントや文字の大きさ、色を指定する役割などがあります。
HTMLで目印をつけるための記号を「HTMLタグ」といいます。それぞれのタグに「このタグを使うと、こう表示されます」というルールが決まっており、HTMLを読み込むことで、コンピュータは文章構造を理解することができるようになります。いわば、HTMLは人とコンピュータの共通言語のようなものです。
HTMLでWebページを作る
HTMLはほとんどのWebページで使用されており、HTMLを何行も書いていくことでWebページは成り立っています。HTMLを書いてWebページを作っていくことを「文章構造を定義する」と言い、Webページを構成しているHTML等の記述を「ソースコード」と呼びます。また、HTMLなどでソースコードを書く作業を「コーディング」といいます。
HTMLはWebページを作成するためには必須の言語ですが、「PHP」や「JavaScript」などのプログラム言語よりは難易度が低く、少し覚えるだけでもWebページのカスタマイズ等が行えるようになります。
HTMLを覚えるとWebページを作成することができるようになりますが、文章構造を定義するHTMLだけでは細かな見た目を変更することはできません。Webページの見た目を変更するためには、「CSS」というWebページの装飾を指定するための言語が必要になります。