ノウハウ

自社ブランドのSNS運用を開始する前に知っておきたい5つのポイント

Time 2021年8月23日

 

一般的になりつつある「SNSの企業アカウント」。PRのために使う企業もかなり増えてきました。SNSを運用開始する前に知っておきたい5つのポイントを紹介します。

 

SNSといえば若者が利用するイメージが強いですが、若年層だけではなく40代以上の利用者も増加しており、幅広い年齢層に利用されるようになってきています。そんなSNSで、個人だけでなく企業もアカウントを保有し、運用していこうという動きも出てきています。今回は、企業がSNS運用を始める前に知っておきたいポイントについて解説します。

 

 

企業が自社ブランドのSNSを運用するメリット

すでに多くの企業が自社ブランドのSNSを運用していますが、実際にSNSを利用するとどんなメリットがあるのでしょうか?次のような点がまず挙げられます。

 

  • 低予算でプロモーションが可能
  • リアルタイムで発信できる
  • 自社のファンを作ることができる
  • ユーザーの反応を拾うことができる

 

特に、SNSでのプロモーションは費用を抑えてスタートしやすいことがメリットのひとつです。媒体により異なりますが、通常、雑誌掲載やWebサイトへの広告出稿といったプロモーション費用は数十万円~数百万円。運用自体に社内のリソースや外部コンサルなどの費用、SNS広告などの費用はかかるものの、全体的には低予算でもチャレンジすることができます。また、SNSでファンを作ることができれば、アカウントを起点として購買につながるところも大きなメリットです。

 

 

各SNSの特徴とユーザー層

SNS運用を成功させるためには、商品やサービスのターゲットと、運用するSNSのプラットフォーム利用者の層が一致していることも重要です。自社ブランドのSNSアカウント運用体制を構築する前に、一体どのSNSを主軸として運用していけばよいのか、各SNSの特徴とユーザー層を把握しておきましょう。

 

Twitter

日本での利用率:38.5%

メインユーザー:10代~20代

 

10代は85.1%、20代は79.8%と10代~20代がメインユーザーですが、30代~40台も半数以上、60代でも4割がアカウント所持しています。

 

ユーザーの傾向として、キャンペーンで企業アカウントをフォローしやすく、ユーザーの半数以上が企業アカウントをフォローしています。1日1回以上投稿するユーザーが多く、「リツイート」ができて拡散力が高いのが特徴です。特に「バズる」という現象では、多くのユーザーの連鎖的なリツイートによって、一気に数十万、数百万人へと情報が拡散されます。

 

Instagram

日本での利用率:35.7%

メインユーザー:10代~40代

 

利用者満足度が一番高く、女性のユーザーが多い点が特徴です。「インスタ映え」というワードが流行りましたが、最近では写真だけでなく、文字や動画投稿も増えています。企業のPRでは、インスタグラマーによるインフルエンサーマーケティングが多く見られます。

 

Facebook

日本での利用率:21.7%

メインユーザー:40代~50代

 

10代の利用者は少なく、ユーザーの年齢層は高めです。実名での登録のため、不特定多数のユーザーとより友人同士のつながりが強い傾向があります。

 

 

LINE

日本での利用率:77.4%

メインユーザー:10代~50代

 

他のSNSをしていない人でも、連絡ツールとしての利用率が高く、ユーザー層もかなり幅広いLINE。企業アカウントでは、ピンポイントでのメッセージ配信と、全体へタイムラインに投稿するという2種類のプロモーションが可能です。

 

 

YouTube

日本での利用率:23.2%

メインユーザー:10代~50代

 

動画配信といえばYouTubeです。小学生の憧れの職業に「YouTuber」がランクインするほど、動画配信プラットフォームとしてはメジャーで、幅広い世代に利用されています。YouTubeのチャンネルには固定のファンが多くついており、人気YouTuberとのコラボやPRは視聴者の購買に大きく影響するのが特徴です。

 

 

TikTok

日本での利用率:6.6%

メインユーザー:10代~20代

 

若年層の利用者が多く、ダンスや歌などの流行を生み出しているSNSです。若年層へPRにおすすめですが、意外と40代男性の利用者も多いという特徴があります。

 

 

失敗しやすい運用パターン

せっかく自社SNSを始めても、失敗してしまっては意味がありません。

 

主なSNS運用の失敗パターンは、

 

  • SNS運用の目的が曖昧
  • 企業やサービスに合っていないSNSを運用している
  • 運用方法やルールが定まっていない
  • 炎上させてしまう

 

SNS運用を始める前にしっかりと運用の目的を明確にし、そこからターゲット層を絞り、最適なSNSを選ぶようにしましょう。また、運用開始前に運用方法やルールを定めて、炎上に関するリスクマネジメントもしっかりしておくことが重要です。

 

 

SNS運用開始時はフォロワー数が大切

SNSの世界では、フォロワー数が多いほど発信する情報の信用度や価値が上がる傾向があります。それは企業アカウントにおいても同様です。そのためアカウントを開設したら、まずはフォロワーを増やすことに注力しましょう。ただし、フォロワーを増やすことは指標であり、目的ではありません。フォロワー数が増えると、投稿が他のユーザーの目にとまる機会も増えるため、新たなフォロワー獲得にもつながります。

 

 

SNS運用代行サービスを活用するのもアリ

SNSはアクティブなアカウントが好まれるため、定期的に投稿をする必要があります。しかし、投稿をするには写真や動画、文章などさまざまな準備が必要です。投稿についたコメントや問い合わせについても、可能な限り丁寧に対応したいものです。

 

しかし、全てをこなそうとすると、思った以上に時間と人を費やすことになります。そんな時はSNS運用代行サービスを活用するのも手です。一見高額に見えますが、自社の社員をSNSにつきっきりで運用させるよりは安くつく場合もありますし、プロにまかせることで炎上リスクも下げられます。

 

SNSを活用したいけれど、自社にノウハウがない、社内リソースもない、という場合は、運用代行サービスも検討してみてください。

 

 

まとめ

SNS運用は企業や商品、サービスの認知拡大に大きな効果がありますが、自社に合ったSNSを選ばなければ効果は得られません。まずは運用目的を明確にし、しっかりとターゲットを決め、それから利用するSNSを選ぶようにしましょう。もし、運用に迷ったり、時間が足りなかったりする場合は運用代行サービスの検討もおすすめです。