用語解説
JavaScriptとは
2021年4月12日
近年、Webサイトを作成、閲覧する際に欠かせないJavaScript。JavaScriptとは何か、どんなことができるのか、Javaとの違いなどを解説します。
JavaScriptとは
JavaScript(ジャバスクリプト)とは、動的なWebコンテンツを制作する際に使用されるプログラミング言語のひとつです。
動的ページとは、アクセス状況に応じて表示内容が異なるWebページのこと。HTMLとCSSに加えてJavaScriptを用いることで、ユーザーの興味に応じて一人ひとりに異なる情報を表示できるようになります。
JavaScriptとJavaとの違い
JavaScript | Java | |
開発者 | Netscape Communications社 | Sun Microsystems社 |
開発目的 | 手早く用意に開発できる | プラットフォームにかかわらず動作する |
利用シーン | ブラウザ上でリッチな表現をする(スライドショーやポップアップ表示のような動的ページの開発) | 大規模システムなどを構築する(WebサービスやAndroidのスマホアプリなどの開発) |
動作環境 | クライアント端末側で動作 | 基本的にサーバ側で動作 |
文法 | 動的型付(スクリプト言語) | 静的型付(コンパイラ言語) |
JavaScriptは、開発を容易にすることを目的としているため、初心者でも比較的学びやすい言語だといわれています。
JavaScriptでできること
JavaScriptでできるリッチな表現とは、どのようなものなのかを挙げてみましょう。
- ポップアップウィンドウの表示
- 入力フォームの確認
- ページを移動せずにデータを取得、表示できる(Ajax)
- カーソルにあわせてメニューを表示
- 画面のスライドや拡大
- カウントダウンタイマー
- 検索やソート
- アプリケーションの拡張(プラグイン)
- 画像にアニメーションをつける
フロントエンドエンジニアやWebデザイナーを目指す人なら、JavaScriptは必須言語だといえるでしょう。