用語解説

校閲とは

Time 2021年4月8日

 

コンテンツを作る上では欠かせない役割である「校閲」について解説します。

 

校閲業務

校閲は原稿の誤字脱字のチェックに始まり、文章の意味を読み取り、意味や内容に矛盾や間違いがないかを確認して修正する作業です。徹底した事実チェックにより、時には著者が気づかないような間違いを見つけて指摘することもあります。

 

校閲者は高い文章力だけでなく、幅広い教養や法令に関する知識も必要になります。事実確認が必要な場合は、インターネットや書籍を使って徹底的に調べ、整合性を保ちます。

 

校閲の仕事は簡単にいえば、原稿の内容が事実とあっているか確認する作業の繰り返しですが、その確認作業にはかなりの時間と労力がかかっています。どんなに素晴らしい文章でも、事実誤認や誤字脱字があれば訂正が必要になるため、校閲の過程は非常に大切なものなのです。特に印刷物に関しては、一度印刷をしてしまうと修正がきかないため、より精度の高い校閲が求められます。

 

 

「校閲」と「校正」の違い

「校閲」と「校正」は混同されやすいですが、文章の事実確認をするのが「校閲」なのに対し、「校正」は一つ前の過程の文章と現段階の2つを付き合わせて比べ、間違いがないかを探す作業のことです。

 

 

Webメディアにおける校閲

印刷物に限らず、Webメディアにおいても校閲の役割はとても重要です。しかし、現状では多くのWebメディアにおいて、校閲の専門担当者がいることは少なく、Webディレクターが代わりに校閲を行うのが一般的です。

 

Web上の文章は印刷物と違い、すぐに修正をかけることは可能ですが、やはり事前にしっかりと校閲する必要があります。また、誰でも簡単に情報を発信することができるからこそ、正しい情報を発信するということを意識して校閲することが大切です。

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