ノウハウ

ノーコード開発徹底解説!おすすめツール&活用法について

Time 2023年4月20日

 

ノーコード開発とは、ソースコードを一切記述せずにWebサイトやアプリの作成ができる開発手法です。

 

ノーコード開発を利用すれば、開発コストの削減・期間の短縮が実現できます。

 

本記事ではノーコード開発についておすすめのツールや活用法を紹介します。ノーコード開発ツールについての理解を深め、Webサイト制作やアプリ開発への活用を検討してみてください。

 

ノーコード開発ツールおすすめ13選

ノーコード開発ツールの中でもおすすめの13ツールを紹介していきます。ノーコードツールは用途によっておすすめのツールが異なります。

 

主な利用用途は下記の3つです。

 

  1. Webサイト開発
  2. アプリ開発
  3. 業務効率化

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

Webサイト開発に使えるノーコードツール

Webサイト開発に使えるノーコードツールは下記の5つです。

 

  • STUDIO
  • Webflow
  • Shopify
  • BASE
  • Wix ADI

 

これらのノーコード開発ツールを利用すれば、一切コードを記述せずに企業のHPなどのWebサイトが作成できます。

 

ツールによって特徴が異なり、ECサイトに特化しているものやテンプレートが豊富なものなどがあります。

 

希望を選択するだけでAIがWebサイトを作成してくれるというツールもあるため、利用すれば大幅に開発コスト・期間を削減できるでしょう。

 

アプリ開発に使えるノーコードツール

アプリ開発に使えるノーコードツールは下記の4つです。

 

  • yappli
  • Bubble
  • Adalo
  • Glide

 

これらのノーコード開発ツールを利用することで、モバイルアプリからWebアプリまでさまざまな種類のアプリが作成できます。

 

ツールによってそれぞれの特徴があり、モバイルアプリの開発に特化しているツールもあればWebアプリの開発に特化しているツールもあります。

 

ノーコード開発で作られた有名なアプリの事例もあるため、技術的に人気のアプリを作ることは可能です。

 

適切に使い分けることで、アプリ開発にかかるコスト・期間を大幅に削減できるでしょう。

 

業務効率化に使えるノーコードツール

業務効率化に使えるノーコードツールは下記の4つです。

 

  • Zapier
  • Notion
  • Octoparse
  • Airtable

 

これらのツールを利用すれば、社内の業務効率化が推進可能です。

 

業務効率化といっても利用用途は広く、データベースの管理やドキュメント機能などさまざまな業務に利用できます。

 

幅広い機能を持つノーコードツールもあるため、ひとつのツールを導入することで社内の業務効率化が実現可能です。

 

【Webサイト開発】ノーコード開発ツールの特徴

 

Web開発ノーコードツール5選

 

Webサイト開発に使えるノーコードツールについてそれぞれの特徴を紹介します。

 

  • STUDIO
  • Webflow
  • Shopify
  • BASE
  • Wix ADI

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

STUDIO

 

STUDIO

画像引用:STUDIO公式サイト

 

開発ツール名STUDIO
利用料金Free:0円
Starter:980円/月
CMS:1,980円/月
Business:4,980円/月
 ツールの特徴・オリジナルのテンプレートが豊富
・1クリックのでサイトを世界に公開
・サーバー設定も不要
・目次も作成可能
日本語対応済み

 

STUDIOは日本発のサービスのため、日本人でも使いやすいツールです。

 

オリジナルのテンプレートクリエイターがいるため、ノーコード開発ツールであるもののさまざまなデザインのサイトを制作可能です。

 

どんなデザインのサイトを作りたいのか事前に用意しておくといいでしょう。

 

Webflow

 

Webflow

画像引用:Webflow公式サイト

 

開発ツール名Webflow
利用料金Basic:14$/月
CMS:23$/月
Business:39$/月
Enterprise:要問い合わせ
ツールの特徴・運用まで行ってくれる
・ソースファイルのエクスポートが可能
・パーツを並べるだけでサイト制作可能
日本語への対応未対応

 

Webflowには無料トライアルがあり、初めての方であれば14日間無料でサービスを試すことが可能です。

 

日本語には未対応なため、お問い合わせの際には英語で問い合わせる必要がありますので注意しましょう。

 

Shopify

 

Shopify

画像引用:Shopify公式サイト

 

開発ツール名Shopify
利用料金ベーシック:33$/月
スタンダード:92$/月
プレミアム:399$/月
ツールの特徴・ECサイトに特化している
・POSシステムの提供もあり
・テンプレート、アプリが豊富
日本語への対応対応済み

 

ShopifyはECサイトの開発ができるノーコードツールです。

 

豊富なテンプレートのなかから自社に最適なテーマを選択できることにくわえ、アプリを追加することで機能を追加できます。

 

BASE

 

BASE
画像引用:BASE公式サイト

 

開発ツール名BASE
利用料金スタンダードプラン:0円/月
グロースプラン:5,980円/月
ツールの特徴・決済手段が豊富
・メルマガ配信可能
・無制限に商品登録可能
・Instagramと連携可能
日本語への対応対応済み

 

BASEもECサイトに特化しているノーコード開発ツールです。

 

スタンダードプランであれば、商品が売れるまでは手数料がかからず無料で利用できます。

 

HTML・CSSを編集することもできるため、ほかのノーコードツールに比べ自由度が高いことが特徴です。

 

Wix ADI

 

WixADI

画像引用:Wix公式サイト

 

開発ツール名Wix ADI
利用料金ホームページプラン:500円〜
ビジネス&Eコマースプラン:1,800円〜
エンタープライズプラン:要問い合わせ
ツールの特徴・AIが自動作成
・ロゴから配色を決定
・豊富な素材が利用可能
・SEO対策も可能
日本語への対応対応済み

 

Wix ADIは、AIを活用した次世代のホームページ開発ツールです。

 

希望を選択することでAIが自動的にサイトを作成してくれるため、プログラミング・デザインの知識がなくとも質の高いサイトが作れます。

 

【アプリ開発】ノーコード開発ツールの特徴

 

アプリ開発のノーコードツール4選

 

アプリ開発に使えるノーコードツールの特徴をそれぞれ紹介します。

 

  • yappli
  • Bubble
  • Adalo
  • Glide

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

yappli

 

yappli

画像引用:yappli公式サイト

 

開発ツール名yappli
利用料金要問い合わせ
ツールの特徴・運用、分析まで可能
・年200回以上の機能改善
・スピード導入
日本語への対応対応済み

 

yappliは日本語に対応しているアプリのノーコード開発ツールです。

 

プログラミング無しにネイティブアプリが開発できます。開発から運用、分析までできる点も大きな魅力です。

 

Bubble

 

Bubble

画像引用:Bubble公式サイト

 

開発ツール名Bubble
利用料金Free:無料
Personal:25$/月
Professional:115$/月
Production:475$/月
Custom:要問い合わせ
ツールの特徴・Webアプリ開発が可能
・フロントエンド、バックエンド、データベースの開発が可能
日本語への対応未対応

 

Bubbleはプログラミングが不要でWebアプリの開発が可能なノーコードツールです。

 

Webアプリを開発する際に必要な要素である、フロントエンド、バックエンド、データベースの開発がBubbleのみで作成できます。

 

Adalo

 

Adalo

画像引用:Adalo公式サイト

 

開発ツール名Adalo
利用料金無料
スターター:36$/月
プロフェッショナル:52$/月
チーム:160$/月
事業内容:200$/月
ツールの特徴・Web、モバイルアプリの開発が可能
・データベースが編集可能
・分析まで可能
日本語への対応対応済み

 

Adaloは、Web・モバイル向けのアプリを開発できるノーコードツールです。

 

分析機能もあるため、開発から運用・改善まで一貫して行うことができます。

 

Glide

 

Glide

画像引用:Glide公式サイト

 

開発ツール名Glide
利用料金Pro:99$/月
Business:240$/月
Enterprise:799$/月
ツールの特徴・スプレッドシートで開発が可能
・テンプレートも豊富
・モバイルアプリが開発可能
日本語への対応未対応

 

Glideはモバイルアプリが開発可能なノーコードツールです。スプレッドシートを利用して開発が可能で、直感的な操作でアプリを開発できます。

 

テンプレートも多く、さまざまな仕様のアプリが作成できるでしょう。

 

【業務効率化】ノーコード開発ツールの特徴

 

業務効率かノーコードツール4選

 

業務効率化に利用できるノーコード開発ツールの特徴をそれぞれ紹介します。

 

  • Zapier
  • Notion
  • Octoparse
  • Airtable

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

Zapier

 

Zapier

画像引用:Zapier公式サイト

 

ノーコードツール名Zapier
利用料金Free:無料
Starter:19$/月
Professional:49$/月
Team:399$/月
Company:799$/月
ツールの特徴・5,000以上のアプリとの連携が可能
・単純作業を自動化可能
・無料トライアルあり
日本語への対応未対応

 

Zapierは5,000以上のアプリと連携して、さまざまなワークフローの効率化が可能なノーコードツールです。

 

SlackやGoogleドライブ・Twitterなど用途が全く異なるアプリ群を組み合わせることができます。

 

Notion

 

Notion

画像引用:Notion公式サイト

 

ノーコードツール名Notion
利用料金フリー:無料
プラス:8$/月
ビジネス:15$/月
エンタープライズ:要問い合わせ
ツールの特徴・AIが導入されている
・メモ機能に特化している
・使い方が豊富
日本語への対応対応済み

 

Notionはメモ機能に特化した業務効率化ができるノーコードツールです。

 

利用用途が幅広いため、さまざまなアプリを使用して行っていたことを一元管理するといったことができるようになるでしょう。

 

Octoparse

 

Octoparse

画像引用: Octoparse公式サイト

 

ノーコードツール名Octoparse
利用料金フリー:無料
スタンダード:89$/月
プロフェッショナル:249$/月
エンタープライズ要問い合わせ
ツールの特徴・プログラミング無しでスクレイピングが可能
・データ収集の自動化が可能
・さまざまなサイトに対応している
日本語への対応対応済み

 

Octoparseはプログラミング無しでスクレイピングができるノーコードツールです。

 

Webからのデータ収集が自動化できるため、業務効率化を実現できるでしょう。

 

JavaScriptやAJAXが使用されている動的なサイトに対応していることも大きな特徴です。

 

Airtable

 

Airtable

画像引用:Airtable公式サイト

 

ノーコードツール名Airtable
利用料金Free:無料
Plus:10$/月
Pro:20$/月
Enterprise:要問い合わせ
ツールの特徴・データベースの構築が可能
・さまざまなデータが一括して管理可能
・アプリから編集可能
日本語への対応・未対応

 

Airtableはデータベースの構築が可能なノーコードツールです。

 

エクセルやスプレッドシートをデータベース化することができ、データ管理においてはエクセルなどよりも優れています。

 

アプリから編集できる点も大きな特徴です。

 

ノーコード開発ツール選びで失敗しないためのポイント

ノーコード開発ツールを選ぶ際に失敗しないためのポイントを3つ紹介します。

 

  • 日本語対応かどうかを確認する
  • 機能面と費用対効果があっているか確認する
  • サポートが充実しているか確認する

 

日本語対応かどうかを確認する

ノーコード開発ツールを選ぶ際には、日本語に対応しているか必ず確認しましょう。

 

ノーコード開発ツールは利用方法が学習できれば簡単にアプリ開発などが可能になります。

 

しかし日本語に対応していない場合には、問い合わせなども英語で行う必要があるため、英語に抵抗感がある方にとっては学習コストが大きくなります。

 

トラブル時の問い合わせなども日本語で行えないといったデメリットがありますので、日本語に対応しているツールを選ぶことがおすすめです。

 

機能面と費用対効果があっているか確認する

ノーコード開発ツールを選ぶ際には、機能面と費用対効果があっているか確認してください。

 

ノーコードツールの導入で、どのくらい開発費用や時間を短縮できるのか。金銭的なコストだけでなく時間という視点でも、費用対効果を確認するといいでしょう。

 

ツールの費用を払っても効果が見込める場合には、積極的にノーコードツールを導入しましょう。

 

サポートが充実しているか確認する

ノーコードツールを選ぶ際には、サポートが充実しているか確認しましょう。

 

ノーコードツールは使い方が複雑なツールもあるため、学習や運用のサポートなどが充実しているか確認することがおすすめです。

 

とくにノーコードツールをはじめて利用する場合には、サポート体制をしっかりと確認しましょう。

 

まとめ

ここまでノーコード開発ツールについておすすめのツールを紹介しました。

 

ノーコードツールは用途によってさまざまなアプリがありますので、機能はもちろん日本語への対応やサポート体制を確認するといいでしょう。

 

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