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Twitterで予約投稿する方法や手順とは?おすすめのアプリやツールを紹介
2023年5月21日
世界的に有名なTwitterは、日常のつぶやきを中心としたSNSです。膨大なユーザー数と高い拡散力が魅力のSNSで、個人的な利用はもちろんビジネス情報の発信などでも幅広く利用されています。
たとえば、キャンペーン・イベント情報の発信など必ずこの時間に発信したいという場合には、予約投稿機能の利用がおすすめです。
本記事ではTwitterの予約投稿の方法や手順について解説。また、おすすめのアプリやツールも紹介します。Twitterを運用している予約投稿機能について知りたいという方は、ぜひご覧ください。
目次
Twitterで予約投稿する2つのパターン
Twitterで予約投稿をする方法は、2つのパターンがあります。
- 公式の機能
- アプリなどのツールを利用
それぞれの方法の詳細を見ていきましょう。
公式の機能
実は、Twitterの公式機能として予約投稿機能が用意されています。
しかし、予約投稿を利用できるのはブラウザ版のみで、モバイル版のアプリから予約投稿はできませんので注意しましょう。アプリからは予約投稿ができませんが、SafariやChromeなどを利用することでiPhoneやAndroidからでも予約投稿の設定は可能です。ブラウザ版のTwitterにはこちらからアクセスできますが、もしアプリが開いてしまうときはURLを長押しして「新規タブを開く」を選択してください。
公式機能を利用した予約投稿は最大で64ツイートまで設定でき、18ヶ月先の日時まで選択可能です。以前までの予約投稿は広告マネージャーから設定する必要がありましたが、現在はツイート作成画面から簡単に設定できるため誰でも気軽に利用できるでしょう。
アプリなどのツールを利用
Twitterの予約投稿は公式で提供されている機能だけでなく、外部のツールを利用することでも行えます。外部のツールでは予約投稿機能だけでなく、投稿の管理やインサイト分析などTwitterを伸ばしていくさまざまな機能が利用できます。
そのため、ビジネスとしてTwitterを利用している方にとてもおすすめです。
利用するツールによっては、公式の機能では予約投稿できない形式のツイートにも対応しているため、運用の幅が大きく広がるでしょう。
Twitterで予約投稿を行う3つのメリット
Twitterで予約投稿を行うメリットは大きく3つあります。
それぞれのメリットを理解し予約投稿機能の利用を検討しましょう。
運用を効率化できる
Twitterの予約投稿機能を利用することで、運用の効率化が可能です。
ビジネス目的でTwitterを利用する場合には、綿密にツイート内容を考える必要があるため、事前にツイートを準備することが多いでしょう。その場合には、ツイートを考えた後に投稿したい時間まで待ってからツイートする必要がありますが、予約投稿を使えば作成した瞬間にツイートをセットできます。また、予約投稿を利用することでツイートをストックできるため、運用の効率化だけでなく安定化も見込めるでしょう。
適切な時間の投稿が可能になる
予約投稿機能の大きなメリットとして、適切な時間の投稿が可能になる点が挙げられます。ビジネス目的でTwitterを利用している場合には、イベントやキャンペーンの情報などを発信することが多いでしょう。
たとえばイベントの開始が21時なので21時にツイートしたいという場合には、誰かが時間を割いて21時に操作する必要がありますが、予約投稿を使えば自動でツイート可能です。時間も正確なため、イベントの開始をリアルタイムで待っていたユーザーに対しても、適切に情報を届けることができるでしょう。
適切な時間に投稿できるという面以外に、人為的なミスを防ぐという面でも予約投稿機能の利用は大きなメリットがあります。
投稿前に見直しができる
予約投稿機能を利用することで、ツイートを投稿前に見直すことができます。通常の運用をしていた場合には、ツイートができたら時間をおかずに投稿することが多くなってしまうと思います。
しかし、予約投稿を使った運用をしていれば、予約投稿をセット(月曜日)→ツイートされる前の最終確認(木曜日)などのように、時間をおいたうえでツイートの見直しができます。SNSは炎上リスクを伴う情報発信ツールのため、社内ルールの統一はもちろん投稿前のチェックが非常に重要です。その場ではいいと思っていたツイートでも、時間が経ち改めて確認すると「この部分は変えたほうがいい」などの意見が出てくることもあります。
予約投稿を利用して投稿前の見直しを行い、炎上リスクを下げるようにしましょう。
【公式機能】Twitterで予約投稿する手順
公式の機能でTwitterの予約投稿をする場合には、下記の4ステップで進めていきます。
- ブラウザでTwitterにログイン
- 投稿画面でツイートの入力
- カレンダーから日付と時刻を設定
- 「予約設定」をタップで予約完了
手順を理解し公式の予約投稿機能を利用してみましょう。
ブラウザでTwitterにログイン
まずはこちらのURLからブラウザ版のTwitterにログインしましょう。
デバイスは、パソコン・スマホ・タブレットどれを利用しても問題ありません。(※本記事ではパソコンを利用して説明)
予約投稿を利用したいアカウントの情報を入力してログインします。この際、GoogleやAppleアカウントと紐づけているアカウントであれば、それらを利用するとスムーズにログインできます。
また、初めての方はこの時点でアカウントを作成しましょう。
投稿画面でツイートの入力
ログインできたらホームを表示し、通常通りにツイートを入力しましょう。
日常のつぶやきをはじめ、ビジネスで利用しているならば発信したい情報を140字以内でまとめます。画像をつけたい場合には画像のアイコンをクリックして添付しましょう。
カレンダーから日付と時刻を設定
ツイートが入力できたらカレンダーアイコン「予約設定」をクリックしましょう。
すると日時が選択できるメニューが表示されますので、ツイートしたい時間を入力し「確認する」をクリックします。
とくに時間を決めていない場合には、アカウントのターゲットとなるユーザーがアクティブな時間を目安に時間を決めるといいでしょう。
「予約設定」をクリックで予約完了
「確認する」をクリックするとツイートの確認画面に遷移しますので、予約投稿したい日付を確認したうえで「予約設定」をクリックしましょう。
こちらで予約投稿の予約設定が完了します。予約したツイートが時間通りに投稿されるのを待ちましょう。
【公式機能】Twitter予約投稿の編集・削除方法
Twitterの予約投稿は、後から編集・削除できます。また、作成したけれども送信しなかったツイートを確認する方法もありますので、それぞれみていきましょう。
未送信ツイートの確認方法
送信しなかったツイートは、未送信ツイートとして保存され後から確認できます。確認手順は下記の通りです。
- カレンダーアイコンを選択
- 予約ツイートを選択
- 未送信ツイートのタブを選択
- 内容確認
予約投稿のカレンダーアイコンをクリックし、左下の「予約ツイート」に進みましょう。
すると「未送信ツイート」「予約済み」のタブが出てきますので、「未送信ツイート」を選択します。
未送信ツイートがあれば、こちらからツイートの確認ができるようになっていますので、過去のツイートで投稿できそうなものがないか確認しましょう。
Twitter予約投稿の編集方法
Twitterでは予約したツイートを後から編集可能です。編集は下記の手順で進めていきます。
- カレンダーアイコンを選択
- 予約ツイートを選択
- 予約済みダブを選択
- 内容を編集→予約設定を選択して完了
未送信ツイートと同じように、カレンダーアイコンから「予約ツイート」に進み「予約済み」のタブを選択しましょう。
予約したツイートが表示されますので、クリックするとツイートの編集画面が表示されます。
内容の編集にくわえ、カレンダーアイコンをクリックすれば日付の編集も可能です。編集が終了したら、右下の予約設定をクリックすると編集内容が保存されます。
Twitter予約投稿の削除方法
Twitterでは予約した投稿を削除もできます。投稿の削除は下記の手順で進めていきます。
- カレンダーアイコンを選択
- 予約ツイートを選択
- 予約済みのタブを選択
- 編集→チェックを入れたのち「削除」を選択して完了
予約投稿の編集と同じように、カレンダーアイコンから「予約ツイート」に進み「予約済み」のタブを選択しましょう。
右上の編集をクリックすると予約投稿ツイートの横にチェックボックスが表示されるので、削除したいツイートを選択して右下の削除をクリックします。
削除前の確認に同意したら、予約ツイートの削除が完了します。誤ったツイートを予約してしまった際などに利用しましょう。
Twitter予約投稿を行う際の3つの注意点
Twitterの予約投稿を行う際には下記の3点に注意しましょう。
- 公式機能はWeb版でしか利用できない
- 予約投稿できない場合もある
- 予約投稿がバレる場合もある
ひとつずつ解説します。
公式機能はWeb版でしか利用できない
Twitter公式の予約投稿機能は、Web版(ブラウザ版)でしか利用できませんので注意しましょう。
スマホやタブレットでインストールできるアプリには予約投稿機能が搭載されていないため、予約投稿を利用する際にはWeb版を利用する必要があります。
アプリでの利用はできませんが、SafariやChromeなどのブラウザを利用すればスマホ・タブレットからでも予約投稿はできます。
予約投稿できない場合もある
ツイートによっては、予約投稿ができない場合もありますので注意しましょう。
- ツリー投稿したい場合
- アカウントをタグ付けしたい場合
- アンケート機能を利用したい場合
- 返信者を制限したい場合
具体的には上記4つの場合に予約投稿ができませんので注意が必要です。上記に該当する場合には、リアルタイムで投稿しましょう。
予約投稿がバレる場合もある
予約投稿を多用していると予約投稿だとバレる可能性があります。
予約投稿したツイートは他のツイートと見た目の差はないため、ツイートを見ただけでバレることはありません。バレるパターンとして多いのは、予約投稿に対するリプライにすぐに返信がこない場合です。
普段からリプライにすぐ返信している場合には、反応がないと「予約ツイートでは?」と疑われる可能性がありますので注意しましょう。公式の機能として認められているのでペナルティなどはありませんが、フォロワーが予約投稿をよく思わない可能性は十分にあります。
予約投稿をした場合でもすぐに返信できるようにしておくなど、バレたくない場合には工夫が必要になるでしょう。
予約投稿ができる!おすすめアプリ&ツール5選
Twitterの公式機能以外で、予約投稿ができるおすすめのアプリやツールを5つ紹介します。
- Tweet Deck
- Media Studio
- Twit Delay
- Hootsuite
- buffer
ひとつずつ見ていきましょう。
Tweet Deck
画像引用:Tweet Deck
Tweet DeckはTwitter社が提供している公式のアプリです。
Twitterを伸ばしていくために必要なアカウント運用の管理機能など、さまざまな機能が搭載されており予約投稿も利用できます。複数のカラムを一画面に表示できるため、タイムラインや通知画面などを一覧化できる点が大きな特徴。
Twitterのアカウントを持っていれば公式サイトからログインすることで、無料で利用可能ですのでぜひ利用してみてください。モバイルアプリでは非対応のため、ブラウザを利用してログインしましょう。
Media Studio
画像引用:Media Studio
Media StudioもTwitterが公式に提供しているツールですが、条件を満たさなければ利用できません。
- アナリティクスを有効化
- Twitter広告に登録
上記の2点を満たすことで利用できるようになります。Media Studio元々広告を利用したい人向けの機能でしたが、予約ツイートや動画編集などの機能が無料で利用できます。
通常のツイートに動画のURLを埋め込んでしまうとURLも文字数としてカウントされてしまいますが、Media Studioを利用するとURLがカウントされなくなります。
また動画内に任意のリンクを設置できるなど予約投稿以外にも便利な機能が搭載されていますので、ぜひ利用を検討してみてください。
Hootsuite
画像引用:Hootsuite
HootsuiteはTwitterだけでなく、InstagramやFacebook・YouTubeなどさまざまなSNSを管理できるツールです。
無料版でも最大で2つまでアカウントを管理できるため、Twitterの予約投稿をしたいという場合には無料で利用できます。
しかし、最大でも5件までしか予約できないため注意しましょう。企業で利用する場合には、機能制限がない有料版がおすすめです。
buffer
画像引用:buffer
bufferはTwitterだけでなく、InstagramやFacebook・Pinterest・LinkedInをまとめて管理できるツールです。無料版の予約投稿機能では最大で10件まで利用できますが、有料版の場合には最大で2,000件まで予約投稿ができます。
またこのツールはモバイル版のアプリも用意されているため、導入すればiPhone・Androidのアプリから予約投稿が可能になります。日本語に未対応という点のみがデメリットとなりますが、Twitterの運用にとても便利な機能がさまざま搭載されているツールです。
まとめ
ここまでTwitterの予約投稿機能について、メリットや使い方を解説しました。
Twitterの予約投稿は公式の機能として提供されているため、初心者であれば無料で使える公式の機能から使い始めるといいでしょう。ビジネス目的で本格的にアカウントを伸ばしたいという場合には、本記事で紹介したツールを利用して予約投稿とともにさまざまな機能を使ってみることがおすすめです。本記事を参考にTwitterの予約投稿についての理解を深め、企業のマーケティングにお役立てください。
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